性別なんて超越するものよ

 

超越できるじゃなくて超越するものっていう所がいいと思う。この3日間くらいこの言葉が引っかかってた。今日また考える機会があったので整理する。

まず、私は性別を超越することを割と意識して生きてきたと自負してる。超越するべきだと思うからこそできない時に苦しかった。

 

どちらかというと「可愛い」と言われるより「かっこいい」と言われる方が嬉しいし、スカートよりズボンの方が自分らしいし、女子トイレで男子に間違えられたことはあるし、ショートカットだったし、初対面は男子の方が気使わないし、男女の友情は全然あると思うし、背も大きいし、胸はないし(笑)、女子から恋愛対象として見られた(入れてもらったというのが正しいかな)ことはある。このことについては以来ずっと考えてて、その女の子をある意味で自分の性的指向の確認に利用してしまったことは本当に申し訳なく思ってるし消せない事実。

そんな最低なことをしても性的指向はわからなくて、今でも自分が特定の女の子のことが恋愛的に好きなのか、特定の男子のことが恋愛的に好きなのか、ヘテロ、ビアン、パンなのか、バイなのか、グラデーションだとしても、クエスチョニングにするとしても、近いセクシュアルはどれだろう、ってずーっと考えて悩んで、わからなくてむかついて、わかってないくせにマイノリティを馬鹿にしてる声を聞くと血の気が引いて傷ついてる。だってたぶん私は普通じゃない。

多くの女子はこんな風に自分のセクシュアルなんて考えず彼氏作っていくんじゃないかな。私は男女どちらとも付き合う経験をしてみたいと思ってる。こんな人も少数だろう。こう思ってることを言える友達だって少数だよ。普段の会話から相手の性的マイノリティへの価値観を読み取って、話すかどうか判断してる。簡単に話せないことを持ってるから、全てを簡単には曝け出せないことが、よく友達からも後輩からも「何考えてるのかわからない」って言われる所以なんだろう。

 

 

まあいいや、話が逸れた。男子にも女子っぽくないねと言われるし、可愛い服の話より運動したい(一般的にはファッションやメイクは女子寄りだからこう言ってる)。

女子は可愛くおしとやかにいるべき?意味わからない。なんで男子と同じ言葉遣いしたらダメなの?何かガサツなことをした時に「女子!(それは女子としてどうなのあんた!みたいな意味)」と言われると違和感を感じる。男子ならいいの?って。まあつまり私は女子という枠に縛られたくないし平均よりは縛られず生きてきたはずなんです。

 


でも、流石に男っぽすぎるからこの服に変えようとか女っぽくなるためにワンピース着たりとか、私服選ぶ時に考えてる自分がいたり、結婚して仕事しないで夫にはたらいてもらう将来像が浮かんだり、わたしは女子という枠の中で落ち着くことを求めてるの?って自分が嫌になることが、夏休みに増えてた。可愛くていわゆる女子らしい子を見ると、たまに羨ましく感じる。そう感じてる自分が嫌。

 


人類を男女の2種類で分けることが嫌だったんだけど(あと陽キャとか隠キャで人を括る人もすっごい苦手)最近、やっぱり男女の違いは存在してしまうんだと考えてる。

生理の有無やホルモンバランスはもちろん、先輩への好きという気持ち、群れやすさ、浮気、、、男子校の子と女子校の私で話すと、「あれ?こんなに違うんだ」と思うことがよくある。女子校では先輩への好きが、恋愛的な好きなんだーと周りから捉えられることは少ない気がする。写真頼むのも告白するのもおかしくない、嫉妬するのもリボンの取り合いで喧嘩するのも。でも男子校では全く違うらしい。女子の方が両性愛が多いんじゃないかなと思うけど男子のこと分からん、、集団との関わり方や、腕組み等の触れ合いについてはナントカ科学のナントカカントカで違いがあることがわかってるらしいけど、正直わたしは人類みんな両性愛じゃんって思ってる部分がある。んー、でも私がこの6年間で関わって話を聞いた男子の数が少なすぎるんだよね、そもそも「好き」について話せる異性の友達ができることが稀有。男子のことを知らない限り女子との違いわからないから、今は早く大学生になって深く話せる男友達を作りたい。そしてそういう異性には恋愛的な目で見ないでほしい、私も見たくない、ただの友達でいて欲しい。

 


性別の超越については男子について知らないと何も言えないと思ったからとりあえず保留にするとして、今わたしが分からなくなってるのはプラトニックラブと友愛について。好きという気持ちを区別する必要はないことは前提だけどやっぱりどう違うのかは考えてしまう。

いや本当にわからない。友達にだって嫉妬することはあるだろうし依存するひともいるし、特定の友達のことばっかり考えちゃうとか。欲情するか否かが違いならまあ納得できるけど、プラトニックラブだって存在するでしょ。世の中の結婚して子供持ってる人たちは皆お互いに欲情したんですか?→ちょっとこの先は公にすべきでない内容になったので割愛。畢竟まとまりませんでした。思考の整理なんて一生つかないでしょう。ただこの時間が無駄だとは思いません、だから今日も書き綴るのです。

 

 

 

 

後日

http://sekatsu-kagaku.sub.jp/sex-science.htm

結論:生物学的な性差は確実に存在するから、男女の性差をイデオロギーで否定するのではなく、両者の違いを認めた上で、男も女も幸福な人生を送れるような制度を目指すことが大事